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【経験談】「ドコン!」あ…脱輪した…!パニックにならない「対処マニュアル」(焦る気持ち、ぜんぶわかる!)

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今日の配達も順調ですか?

細い住宅街の道、ちょっとした脇道、工事中のデコボコ道、雨上がりのぬかるんだ道…私たち軽貨物ドライバーって、色々な道を走りますよね。そんな時、「あっ…!タイヤが浮いた?」「あれ?なんか傾いてる…」からの…「ドコン!」

そう、脱輪です…。

あの、「ドコン!」っていう衝撃音と、車が傾いて身動き取れなくなった瞬間の、あの背筋が凍るような感覚…!

「うわぁぁぁ、どうしよ!!」

「やばい、荷物積んでるのに…!」

「この後の配達、間に合わへん…!」

「こんなとこで立ち往生して、周りに迷惑かけたらどうしよ…」

頭の中が真っ白になって、心臓がバクバク!手汗びっしょり!まさにパニック寸前ですよね。私も一度、細い道の側溝にタイヤを落としてしまって、もう目の前が真っ暗になった経験があります…。(あれは本当に焦った!)

私たちフリーランスにとって、車が動かなくなるのは、収入がストップするだけじゃなく、お客様からの信頼を失う可能性もある、まさに死活問題です。だからこそ、余計に焦ってしまいますよね。その焦る気持ち、痛いほどよく分かります!

でも、ここで**「いかに焦らないか」、そして「冷静に、正しい対処法を知っているか」が、その後の復旧時間や費用、そして何よりあなたの安全**を大きく左右するんです。

今回は、私自身のヒヤッとした経験や、もしもの時に備えて学んだことを踏まえて、軽貨物ドライバー、特にフリーランスの皆さんに向けて、「脱輪した時にパニックにならないための心構えと、取るべき具体的な行動」を、分かりやすくステップごとに徹底解説します!この記事を読めば、もしも脱輪しちゃった時でも、「あ!ブログで読んだやつや!」って、少しは冷静になれるはず!

脱輪した!その時、体と心はどうなる?なぜ「焦らない」が一番大事なのか

いきなり「ドコン!」ってなったら、人間は本能的に焦ります。これはもう仕方のないこと。普段通りに運転してたのに、急に予期せぬ状況になるわけですから。

  • 体が固まる・震える: ハンドルを握ったまま固まったり、手足が震えたりすることがあります。
  • 頭が真っ白になる: どうすれば良いか全く考えられなくなります。
  • 心臓がバクバク: アドレナリンが出て、動悸が激しくなります。
  • ネガティブな想像ばかり: 荷物弁償?修理代はいくら?延着の連絡どうしよう?といった不安が一気に押し寄せます。

こうなってしまうのは、あなたの不注意を責めるとかじゃなくて、予測不能な事態への脳の自然な反応です。でも、この**「焦り」が一番危険**なんです!

なぜなら、焦ると冷静な判断ができなくなり、間違った行動を取ってしまいがちだから。

  • 焦ってアクセルを強く踏み込む: 脱輪したタイヤが空転して、さらに深く穴を掘ってしまい、状況を悪化させます。泥や砂を周りに撒き散らす迷惑行為にもなりかねません。
  • 安全確認をせずに車外に出る: 後続車や周りの状況を確認せず、慌てて車から降りて二次的な事故に巻き込まれる危険があります。
  • 無理やり自分で脱出しようとして怪我をする: 重い車を無理に動かそうとして、腰を痛めたり、ジャッキアップを失敗して車の下敷きになったりするリスクがあります。

だから、脱輪した直後は、まず**「大きく深呼吸」**!そして、「大丈夫、誰にでも起こりうることだ」「落ち着いて対処すればきっと大丈夫」と自分に言い聞かせましょう。パニックにならないことが、安全かつ迅速に問題を解決するための最初の、そして最も重要な一歩です。

脱輪したら、まず何をすべき?「安全確保」が何よりも最優先!

深呼吸して少し落ち着いたら、次に取るべき行動は「安全確保」です。これが何よりも大事!あなたの命や周りの安全を守るための行動です。

ステップ1:すぐにアクセルから足を離す!

「ドコン!」と感じたら、すぐにアクセルから足を離し、それ以上タイヤを回さないようにします。これが脱輪の状況を悪化させないための最初の行動です。

ステップ2:ハザードランプを点灯させる!

他の車や歩行者に、あなたの車が停車していること、何か異常があることを知らせるために、すぐにハザードランプ(非常点滅表示灯)を点灯させましょう。特にカーブの途中や見通しの悪い場所で脱輪した場合は、追突される危険があるので、素早く行います。

ステップ3:周囲の安全を確認する!

車外に出る前に、必ず周囲の状況をよく確認します。

  • 後ろから車が来ていないか?
  • 歩行者や自転車はいないか?
  • 脱輪した場所は、他の交通の妨げになっていないか?

安全が確認できたら、ゆっくりと車から降ります。荷物の心配も分かりますが、まずは自分の安全が一番です。

ステップ4:可能であれば発炎筒や三角表示板を設置する!

もし車載しているなら、発炎筒や三角表示板を車の後方に設置し、他の車に危険を知らせましょう。特に高速道路や自動車専用道路、見通しの悪い一般道での脱輪では、後続車への警告が非常に重要です。設置する際は、ご自身の安全を十分に確保できる場所まで移動してから行ってください。無理に設置しようとして危険な目に遭わないように!

ステップ5:脱輪した状況を冷静に確認する!

安全確保ができたら、初めて脱輪した場所や車の状態を確認します。焦らず、じっくり見てください。

  • どのタイヤが、どの程度落ちているか?(浅い溝か、深い側溝か、段差か、ぬかるみかなど)
  • 車体はどのくらい傾いているか?危険な角度で傾いていないか?
  • 地面の状態は?(固い地面か、柔らかい砂地か、泥か)
  • 車体に損傷は出ていないか?(ボディ、タイヤ、ホイール、下回りなど)
  • 荷室の荷物は大丈夫か?(確認できる範囲で)

この確認で、「これは自分でなんとかできそうかな?」それとも「これはヤバい、すぐにプロを呼ばなきゃ!」という判断の目安をつけます。車体が大きく傾いていたり、落ちた場所が深かったり、周りの安全を確保するのが難しい場所だったりする場合は、迷わず次のステップ(プロを呼ぶ)に進んでください。無理は禁物です!

「自分で脱出」は試せる?冷静な判断と、焦らず試す方法

安全を確保し、状況を把握したら、「もしかして自分で脱出できるかも?」と思うかもしれません。浅い溝にタイヤが少し落ちただけ、縁石に乗り上げて動けないだけ、といった比較的軽微な脱輪であれば、自分で脱出を試みることができる場合があります。

ただし、大前提として**「安全に試せる範囲で、無理をしない」**こと!そして、「できないと思ったら、すぐに諦めてプロを呼ぶ」という見切りが大切です。

自分で脱出を試す前に再確認!

  • 車体が大きく傾いていないか?(横転の危険はないか)
  • 落ちた場所が深すぎないか?(完全に宙吊りになっていないか)
  • 周囲の安全は確保できているか?(交通量が多くないかなど)

これらの安全が確認できた場合のみ、以下の方法を**「ゆっくり、そーっと」**試してみてください。

試せる方法(焦らず、優しく!):

  1. ハンドルの向きを調整: 脱輪したタイヤが、脱出したい方向に対して真っ直ぐになっているか確認します。タイヤが変な角度を向いていると、抵抗になって余計に抜けにくくなります。
  2. ゆっくり、じんわりアクセルを踏む: 絶対に急アクセルは厳禁! タイヤが空転するだけです。脱輪した側のタイヤ(駆動輪、つまりエンジンからの力が伝わって回るタイヤ。FF車は前輪、FR車は後輪、4WD車は全てまたは状況に応じて)が地面を掴む感触を確かめるように、ごくゆっくり、じんわりとアクセルを踏んでみます。少しでも「ズルズル」と空転する音がしたら、すぐにアクセルを離してください。空転は状況を悪化させるだけです。
  3. 前後にゆっくり動かす(スタックした場合): ぬかるみなどでタイヤが空転してしまった「スタック」の場合、前進・後退を繰り返して地面を固めたり、タイヤの向きを変えたりすることで抜け出せる場合があります。(ただし、脱輪とは少し状況が異なりますが、焦らず行う点は同じです)
  4. 脱出アイテムを活用!
    • 砂利や小石: 脱輪したタイヤの前に撒いて、タイヤのグリップ力を高めます。
    • 板や丈夫な布: 脱輪したタイヤの進行方向に敷いて、乗り越える足がかりにします。フロアマットが使える場合もありますが、滑ったり破れたりする可能性もあるので注意。
    • タオルや軍手: タイヤに巻き付けて、一時的にグリップ力を上げる方法もありますが、これも危険を伴う可能性があるので慎重に。
    • 脱出用ラダー・スタックプレート: プラスチック製の、タイヤの下に敷いてグリップさせる専用アイテムです。常備しておくと、いざという時に役立ちます。使い方も簡単です。

【危険!】ジャッキアップを自分で試すのは要注意!

「ジャッキで持ち上げればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、脱輪した状況でのジャッキアップは非常に不安定で危険を伴います。車体が傾いている、地面が柔らかい、ジャッキをかける場所が定まらない…といった状況では、ジャッキが外れて車体が落下し、大きな事故や怪我につながるリスクが跳ね上がります。**特別な知識や経験がない限り、無理にジャッキアップを試みるのは避けた方が賢明です。**もし試みる場合でも、必ず平坦で安定した場所を選び、車輪止めを忘れずに行い、絶対に車体の下に体を入れないようにしてください。

自分で脱出を試すのは、「簡単な状況で、安全が確保できている場合に限り、ゆっくり、そーっと」行うのが鉄則です。少しでも不安を感じたり、何度か試してもダメだったりしたら、潔くプロに任せましょう。

「自分で無理!」と判断したら?迷わずプロを呼ぼう!それが結局、時短で安全!

脱輪の状況が深刻、自分で試したけどダメだった、あるいは最初から危険だと判断した場合、迷わずプロに助けを求めましょう。フリーランスにとって時間は貴重ですから、「自分で頑張ってさらに時間をロスする」より、「プロに任せて早く復旧してもらう」方が、結果的に「コスパが良い」ことも多いです。

プロを呼ぶタイミングの見極め:

  • 車体が大きく傾いていて危険だと感じる。
  • タイヤが完全に宙吊りになっている。
  • ぬかるみに深くはまり込んでしまった。
  • 何度か試したけど全く動く気配がない。
  • 暗くなってきたり、雨が降ってきたりして、状況が悪化しそう。
  • 何より、「自分には無理だ」と感じた時。

誰に助けを求めるか?

  1. 加入している自動車保険のロードサービス:

    これが最も現実的で、多くの場合費用もかからない(保険会社のサービス内容によりますが、脱輪からの引き上げをカバーしていることが多いです)。加入している保険会社の連絡先に電話し、脱輪して困っていることを伝えましょう。契約内容によっては、現場までの出張費用や作業費用が無料または割引になることが多いです。事前に自分の自動車保険のロードサービス内容を確認しておくと安心です。

  2. JAF(日本自動車連盟):

    JAF会員であれば、利用回数や作業内容に応じて無料または会員割引で救援サービスを受けられます。脱輪からの引き上げもJAFの主要なロードサービスの一つです。会員でなくても有料でサービスを受けることは可能ですが、会員になっておくと安心です。

  3. 民間のレッカー業者や自動車修理工場:

    緊急性の高いロードサービスを専門に行っている業者や、懇意にしている自動車修理工場に連絡するという方法もあります。ただし、費用は保険のロードサービスやJAFよりも高くなる傾向があります。

連絡する際に正確に伝えること!

助けを求めるときは、以下の情報を正確に伝えましょう。

  • あなたの名前、連絡先
  • 現在の正確な場所(住所、目標となる建物、近くのコンビニなど)
  • 脱輪した車両の種類(軽バン、軽トラックなど)、色
  • 脱輪した状況(どのタイヤが、どのように落ちているか、地面の状態)
  • 周囲の状況(交通量、道路の状況、安全に停車できているか)
  • もしあれば、加入している保険会社名やJAF会員かどうか

状況を正確に伝えることで、来てくれるロードサービスの方も準備がしやすく、到着後の作業もスムーズに進みます。

プロが来るまで安全な場所で待機!

連絡が終わったら、最も安全な場所で待機します。無理に車に近づいたり、自分で復旧作業を続けたりするのはやめましょう。車内にいるのが安全なら車内に、車外の方が安全ならガードレールの外側など、安全な場所に避難して待ちます。

脱輪を「未然に防ぐ」ための、今日からできる日頃の心がけ

脱輪して焦って、時間やお金を失うのは、誰だって嫌です。一番良いのは、そもそも脱輪しないこと!日頃から少し意識するだけで、リスクを大きく減らせます。

  1. 「危ないな」と思ったら、無理しない勇気!

    これが一番大事かもしれません。「あれ?この道、狭いかな?」「この脇道、地面が柔らかそうだな…」「縁石、思ったより高いかも?」など、少しでも危険を感じたら、無理に進入しない!引き返す、違う道を探す、一度車を降りて歩いて確認に行く、といった勇気を持ちましょう。配達を早く済ませたい気持ちは分かりますが、脱輪して身動きが取れなくなるよりは、はるかにマシです。

  2. 足元の状況をよく見る!

    特に初めて通る道、舗装されていない道、工事現場の周辺などは要注意です。側溝の蓋が外れていないか、路肩が崩れていないか、大きな穴や段差はないかなど、足元をよく確認しながらゆっくり運転しましょう。

  3. 雨上がりや雪解け時は特に慎重に!

    雨や雪の後は、普段は大丈夫な場所でも地面が緩んでいたり、水を含んでぬかるんでいたりすることがあります。路肩に寄りすぎるのは危険です。

  4. 狭い道でのすれ違いやUターンに注意!

    対向車とのすれ違いで、路肩に寄りすぎたり、無理なUターンをしようとしたりする際に脱輪は起こりやすいです。焦らず、安全な場所まで移動するか、相手に譲ってもらうなど、余裕を持った行動を心がけましょう。

  5. 車両の点検も脱輪予防に繋がる!

    タイヤの溝がすり減っていたり、空気圧が適切でなかったりすると、悪路や軟弱な場所でスリップしやすくなり、脱輪のリスクが高まります。日頃からのタイヤチェックや車両メンテナンスも、安全運行と脱輪予防の基本です。

  6. 簡単な脱出用アイテムを車載しておく!

    万が一の時のために、軍手、丈夫なタオルや布、小さめの板などを車に積んでおくと、軽微な脱輪なら自分で対処できる可能性が高まります。お守り代わりにもなりますね。

まとめ:脱輪は誰にでも起こりうる!知っているか知らないかで、その後の結果は天と地の差!

大阪で毎日忙しく働くフリーランス軽貨物ドライバーの皆さん、今回の脱輪対策、いかがでしたか?

脱輪なんて、自分には関係ない、めったに起こらないだろう、と思うかもしれません。でも、予測不能な「もしも」は、残念ながらゼロではありません。そして、一度起こると、想像以上に焦ってしまい、時間もお金も、そして安全も失うリスクがあります。

だからこそ、**「脱輪した時にどうすれば良いか」**を、事前に知っておくことが、本当に大切なんです。知識があるだけで、「うわっ!」と思った瞬間のパニックが、「落ち着いて、まずはハザードつけて…」という冷静な行動につながります。

今日のポイントをもう一度おさらいしましょう。

  1. 脱輪したら、まず「焦らない」!深呼吸!
  2. 安全確保が最優先!ハザード、周りの確認、必要なら表示板!
  3. 脱輪状況を冷静に確認する!
  4. 自分で脱出できるか見極め、試すなら「ゆっくり、そーっと」!
  5. 無理だと判断したら、迷わず保険会社のロードサービスやJAFといった「プロ」を呼ぶ!これが結局、早くて安全!
  6. 日頃から危ない道に注意し、無理をしない運転を心がける!

脱輪は、プロのドライバーでも起こしてしまう可能性があります。恥ずかしいことではありません。大事なのは、起きた時にどう対処するか、そしてそれを次に活かすことです。

このブログが、皆さんにとって、もしもの時のお守り代わり、そして冷静な対処のためのマニュアルになれば、これほど嬉しいことはありません。

私たちの体と、相棒である車、そしてお客様からの信頼を守るために。焦らず、安全に、賢く、日々の運転を続けていきましょう!

大阪の広い空の下、今日も、そして明日からも、皆さんが安全に、そして気持ちよくお仕事できますように!応援しています!


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