今日も大阪の街を東へ西へ、安全運転で走り回っておられますか?
私たちフリーランスの軽貨物ドライバーにとって、毎日の相棒である軽バンや軽トラ、そしてそれを動かすガソリンは、まさに生命線。特に燃料費は、売上にダイレクトに響く大きな経費やから、1円でも安く、1キロでも長く走りたい!これが本音ですよね?「今日のガソリン価格、どうかな…」って、ついついスタンドの前で考えちゃいます。
そんな「コスパ、めっちゃ大事!」な私たちにとって、「E3ガソリン」って、正直どうなん?って思いません?なんかエコとか環境に良いとか聞くけど、結局のところ、私たちの「手取り」にどう影響するわけ?手続きややこしくなったりせんの?
今回は、同じ現場で頑張る女性ドライバーの目線から、このE3ガソリンについて、忖度なしで「コスパ」に焦点を当てて、ぶっちゃけトークで掘り下げていきたいと思います!
私たちフリーランス軽貨物ドライバーの「コスパ」への執着、その理由(わけ)
まず、なんで私たちフリーランス軽貨物ドライバーは、こんなに「コスパ」にこだわるんか?って話から。
会社員と違って、私たちのお給料は「売上 − かかった経費 = 手取り」です。売上が大きくても、経費、特に燃料費や車両の維持費がかさめば、手元に残るお金は少なくなってしまいます。
大阪市内や近郊をグルグル回ったり、時には遠方まで走ったりと、一日の走行距離はかなりのもんになりますよね。だから、ガソリン代がちょっと上がるだけでも、積もり積もれば大きな負担になります。燃費の良い運転方法を工夫したり、安いガソリンスタンドを探すのも、全部「手取りを増やすため」「赤字にならないため」の大事な努力なんです。
車が動かんと、仕事はゼロ。修理代も、点検代も、オイル交換も、全部自分持ち。保険だって、自家用とは違う事業用やから、それなりにかかります。これらの固定費・変動費をいかに抑えるか。これがフリーランスとして続けていくための、めちゃくちゃ重要なポイントなんですよね。
だからこそ、新しい燃料とか、エコとか言われても、「それって結局、私の手取りにどうなん?」って、シビアに考えちゃうのは当然のことやと思います。
「E3ガソリン」って、結局なんやねん?私たちに関係あるん?
さて、話題のE3ガソリンについて、簡単に説明しますね。
E3ガソリンっていうのは、普通のガソリンに、植物からできた「バイオエタノール」っていうアルコールを3%だけ混ぜた燃料のことです。「スリー」が入ってるから「E3」って覚えやすいですね。
なんでこんなことするんかというと、地球温暖化の原因と言われてるCO2を減らそう!っていうのが一番の目的です。バイオエタノールは、原料の植物が育つ時に空気中のCO2を吸ってくれるから、燃やした時にCO2が出ても、差し引きゼロになる「カーボンニュートラル」って考え方があるんです。環境に優しい燃料として期待されてるんですね。
日本では、ENEOSさんが中心になって導入を進めてて、今は大阪とか一部の地域にある、限られたガソリンスタンドで試験的に売られています。「へぇ、大阪でも売ってるんや!」って思われた方もいるかもしれません。でも、残念ながら、どこのENEOSでも売ってるわけじゃないし、ましてや他の会社のスタンドにはまず置いてません。これが、後で話す「コスパ」を考える上で、めちゃくちゃ大きなポイントになってきます。
「軽バンに入れても大丈夫なん?」っていう心配、ありますよね。国のルールで、今の車はガソリンにエタノールが10%まで混ざってても大丈夫なように作られてるんです(E10対応って言います)。E3はたった3%やから、**基本的に私たちが乗ってる軽バンや軽トラ(ガソリン車ね!)に入れても、問題なく走れます。**特に改造とかもいりません。ここは安心して大丈夫な点です。
フリーランス軽貨物女子がE3ガソリンを知っといた方がええ理由(ただしコスパ目線で!)
環境に良いらしい、っていうE3ガソリン。私たちフリーランス軽貨物ドライバーが、なんで知っといた方がええんか。これを「コスパ」っていう一番大事な目線で考えてみましょう。
- 将来的な燃料の選択肢になるかも? → 長期的なコスパにつながる可能性
今はまだ限定的やけど、将来的にバイオエタノールがもっと普及して、E3はもちろん、E5とかE10とか、もっとエタノール濃度が高いガソリンが当たり前になる時代が来るかもしれません。そうなった時に、「E3って何?」って慌てるよりは、「あ、これ前に聞いたやつやな」って知ってる方が、スムーズに対応できますよね。もし将来的にE3とか高濃度エタノールガソリンの方が安くなったり、何か補助金が出たりすれば、私たちの燃料費節約に繋がる可能性もゼロじゃないです。未来の燃料の選択肢として、頭の片隅に入れておくのは損じゃないでしょう。
- 「環境に配慮してる」アピール → お仕事獲得のチャンスにつながるかも?(今はまだ難しいかもやけど…)
最近は、環境問題を気にするお客さんや会社が増えてます。「環境に優しい物流を選びたい」っていうニーズが出てくる可能性もあります。そんな時、「私の車はE3ガソリンも使えるんですよ」とか「環境に配慮した運転を心がけて、エコなE3ガソリンが入れられる時は積極的に使ってます」みたいなアピールが、もし将来、お仕事獲得のプラスになるようなことがあるかもしれません。今はまだE3を入れてるだけで直接お仕事が増えることは考えにくいですが、企業のCSR(社会的責任)とか、環境への取り組みが当たり前になってきたら、私たち個人事業主も意識しとく方が、長い目で見たらビジネスチャンスに繋がる…かも?っていう淡い期待です(笑)。でも、これは「コスパ」に直結する可能性としては、今はまだかなり低いかな、というのが正直なところです。
E3ガソリン、ぶっちゃけ大阪の私たちフリーランスにとって「コスパ」はどうなん?現実的な課題
さて、ここからが「コスパ重視」の私たちにとって、一番大事な現実の話です。 E3ガソリン、今の状況で「コスパ最高!」って言えるかというと… 正直、今はまだ難しいと言わざるを得ません。
最大の理由は、やっぱり**「売ってる場所がめちゃくちゃ限られてる」**こと。
大阪にも一部のENEOSにあるとはいえ、私たちが仕事で走り回る範囲の、必要なタイミングで、必ずE3ガソリンを扱ってるスタンドがあるか?っていうと、これはもう「たまたま近くにあればラッキー」レベルです。ガソリンが無くなりそうな時に、「あ、E3入れたいから、わざわざ遠回りしてあのスタンドまで行こう」なんてこと、できます?無理ですよね!時間も燃料も、もったいない。私たちフリーランスにとって、時間はそのまま売上に繋がる大事な資源です。給油のために無駄な時間や労力を使うのは、はっきり言って「コスパ悪い」んです。
次に、価格と燃費のバランスです。今のところ、E3ガソリンの価格はレギュラーガソリンと大きく変わらないか、場合によっては少し高いこともあります。そして、理論上は燃費がわずかに落ちる可能性もゼロじゃない。ってことは、「値段は一緒か高め、でも燃費はちょっと落ちるかも…」となると、「じゃあ、あえてE3を選ぶ理由は?」ってなりますよね。環境に良いのはわかるけど、目に見える形で燃料費が安くなったり、仕事の効率が上がったりしない限り、「コスパ重視」の視点では優先順位がどうしても下がってしまいます。
さらに、エタノール混合燃料は、長期間使用すると、古い車両の一部ゴム部品などに影響を与える可能性も指摘されています(E3では可能性は低いですが)。もし万が一、それが原因で部品交換が必要になったりしたら…?修理費は全部自分持ちの私たちにとっては、これも大きなリスクであり、「コスパ悪化」に繋がる可能性です。新しいことへのチャレンジは大事やけど、それが即、金銭的な負担に繋がる可能性があるなら、慎重にならざるを得ません。
結論!今の段階では、私たち大阪のフリーランス軽貨物ドライバーが「コスパ重視」でE3ガソリンを積極的に選ぶのは、現実的じゃないと言えます。給油の手間が増える上に、燃料費が安くなるわけでもないなら、いつものレギュラーガソリンを入れるのが、一番シンプルでコスパが良い選択でしょう。
E3ガソリンより先に!私たちにもできる「環境に優しく、お財布にも優しい」こと
「じゃあ、環境に配慮しながら、ちゃっかり燃料費も節約できる、コスパの良い方法はないんか?」って、思いますよね?もちろん、あります!E3ガソリンが普及するのを待つより、今すぐ私たちにできることの方が、よっぽど効果的で現実的です。
一番の味方は、やっぱり**「エコドライブ」**!
- ふんわりアクセル: スタートする時、急にアクセルを踏み込むんじゃなくて、優しく「ふんわり」踏む。これだけで燃費はかなり変わります。
- 一定速度キープ: 信号のない道とか、高速道路なんかでは、なるべく同じ速度で走ることを意識する。無駄な加速や減速は、ガソリンを食います。
- 早めのアクセルオフ: 前の信号が赤になりそう、とか、前の車が止まりそう、って分かったら、早めにアクセルから足を離して、エンジンブレーキで減速する。これも燃料の節約になります。
- ムダなアイドリングをやめる: 荷物の受け渡しでちょっと停車する時とか、コンビニに寄る時とか、エンジンかけっぱなしにしていませんか?数分以上止まるなら、エンジンを切る方が燃料の節約になります。ただし、再始動でバッテリーに負担がかかる場合もあるので、頻繁すぎるストップ&ゴーは逆効果なことも。ケースバイケースで判断しましょう。
- タイヤの空気圧、ちゃんとチェックしてる?: タイヤの空気が減ってると、路面との抵抗が増えて燃費が悪くなります。月に1回はガソリンスタンドとかで空気圧をチェックしてもらいましょう。安全運転のためにも絶対大事!
- 「ついで」をなくす運転: 「あ、あそこにも寄っとこ」みたいな無計画な運転は、余分な距離を走ることになります。集荷や配達のルートは、事前に効率よく考えるのが一番です。ナビアプリとかも賢く使いましょう。
こういう「エコドライブ」って、ちょっと意識するだけで誰でもできることなのに、毎日の燃料費にじわじわ効いてくる、めちゃくちゃ「コスパの良い」節約術なんです。それに、急発進・急ブレーキが減るから、運転がスムーズになって、事故の可能性も減るし、車への負担も減って修理代の節約にもつながります。いいことづくめ!
あとは、こまめな車両メンテナンスも、結局はコスパに繋がります。オイル交換をサボったり、エアクリーナーが詰まってたりすると、エンジンの調子が悪くなって燃費が悪化したり、故障の原因になったりします。「ちょっとお金かかるな…」って思っても、定期的に点検や必要な消耗品の交換をするのが、長い目で見れば高くつかないための秘訣です。
そして、将来的に車両の買い替えを考える時には、**電動の軽商用車(軽EVバン・軽EVトラック)**も視野に入れることができます。車両価格はまだガソリン車より高いことが多いですが、電気代はガソリン代より安く済む可能性が高く、走行中の排出ガスはゼロなので、環境負荷はぐっと減らせます。大阪市内なら充電スポットも増えてきているかもしれません。航続距離や充電時間など、まだ考慮すべき点はありますが、「究極の環境配慮&ランニングコスト削減」を目指すなら、将来的な選択肢として要チェックです。
まとめ:E3ガソリンは知っておく、でも今は「いつもの工夫」でコスパ追求!
さて、今日のE3ガソリンを巡るお話、どうでしたか?
E3ガソリンは、地球環境に配慮した、未来の燃料の第一歩です。その存在や目的を知っておくことは、時代に取り残されないためにも、もしかしたら将来のビジネスチャンスに繋がるためにも、意味のあることです。
でも、私たち大阪のフリーランス軽貨物ドライバーが「コスパ、コスパ!」って考えるなら、今の段階では、
- 売ってる場所がめちゃくちゃ少ないから、給油の手間が増えて時間がもったいない!
- 値段も安くないし、燃費が良くなるわけでもないから、直接的な燃料費の節約にならない!
っていうのが現実です。環境に良いのは素晴らしいけど、それで自分の手取りが減ったり、仕事の効率が悪くなったりしたら、続けるのが難しくなっちゃいますもんね。
だから、E3ガソリンは「あ、そんなんあるんやね、将来に期待!」くらいの感じで知っておくのがちょうど良いかもしれません。
それよりも、今、私たちが日々の努力で確実にできる「エコドライブ」とか「こまめなメンテナンス」「効率的なルート設定」といった工夫の方が、よっぽど「環境に優しく」、そして何より「お財布に優しい」、つまり**「コスパ最強」な方法**なんです。
これからもガソリン価格の変動に一喜一憂しながら、効率よく走って、無駄なく経費を抑えて、手取りを増やしていきましょうね。E3ガソリンも、いつか私たちにとって当たり前の、そしてコスパの良い燃料になる日が来るかもしれません。その時を楽しみに待ちつつ、今は目の前の配達を一件でも多く、安全に、そして賢くこなしていくことに集中しましょう!
大阪の街で、今日も頑張る軽貨物女子の皆さん、そしてコスパ重視のフリーランス仲間の皆さん、どうぞご安全に!また現場のリアルについて、色々情報交換しましょうね!